ロボット架台とは?導入メリットと失敗しない選び方を解説

ロボット架台とは、産業用ロボットや協働ロボットを設置・固定するための土台のことです。単にロボットを乗せるだけでなく、水平調整(レベル出し)や耐震固定、移動までを担う、ロボット運用の要となる設備です。


この記事では、ロボット架台の基礎知識から導入メリット、選び方のポイント、そして協働ロボットの可動域を最大限に活かす特注ロボット架台「うんぱんマン」まで、わかりやすく解説します。


ロボット架台

ロボット架台とは

ロボット架台は、産業用ロボットや協働ロボットを安定して設置するための専用架台です。

ロボット本体を床面に直接ボルトで固定する方法もありますが、次のような課題が生じることがあります。

・レイアウトを変更するたびに、ロボットの取り外しや再設置が必要になる
・床面の水平が確保されていないと、ロボットの動作精度に影響する
・設置場所を変更するたびに、アンカーボルトの施工や再ティーチングが必要になる

こうした課題への対応策として活用されているのが、キャスターとアジャスターを備えた移動式のロボット架台です。

ロボットの使用時にはアジャスターで架台を安定させ、移動時にはキャスターへ切り替えることで、必要な場所までロボットを架台ごと移動できます。

ロボットの「安定した設置」と「スムーズな移動」を両立できる点が、ロボット架台の大きな特長です。


ロボット架台を導入するメリット

① 1台の協働ロボットを複数の工程・設備で活用できる

協働ロボットを移動式の架台に搭載することで、必要に応じて加工機や作業台の近くへ移動し、複数の工程で使用できるようになります。

例えば、日中は加工機へのワーク供給、夜間は別工程での搬送作業に使用するなど、1台の協働ロボットを複数の用途に活用できます。

ロボットの稼働時間を増やしやすくなるため、設備投資を抑えながら省人化を進めることができます。

② 段取り替えやメンテナンスを行いやすくなる

ロボットが設備の前に常設されていると、治具交換や機械のメンテナンスを行う際に作業スペースが狭くなり、作業者が動きにくくなることがあります。

移動式のロボット架台であれば、作業時だけロボットを別の場所へ移動させることが可能です。

設備周辺のスペースを確保しやすくなるため、段取り替えやメンテナンスにかかる時間の短縮、作業者の負担軽減につながります。

③ 通路幅や設置スペースに合わせて設計できる

ロボット架台は、使用する協働ロボットや工場内のレイアウトに合わせて、幅・奥行き・高さなどを調整できます。

既製品の台車では通れない狭い通路や、高さ制限のある場所でも、設置環境に合わせた架台を製作することで対応しやすくなります。

限られたスペースにロボットを導入したい場合にも、特注設計のロボット架台が有効です。

④ 工場内の省スペース化につながる

ロボットを使用しないときは、架台ごと別の場所へ移動できます。

ロボットを常設するためのスペースを最小限に抑えられるため、工場内の限られたスペースを有効活用できます。

協働ロボットの導入によって作業スペースが狭くなってしまった現場でも、レイアウトを柔軟に変更しやすくなります。

⑤ 移動後の設置作業を効率化できる

ロボット架台を移動したあとは、通常、アジャスターを使って水平調整を行い、架台を安定させる必要があります。

キャスターとアジャスターを簡単に切り替えられるワンフット式の架台であれば、ペダル操作などで移動状態と固定状態を切り替えられるため、設置作業を効率化できます。

また、ロボットのランドマーク機能やキャリブレーション機能を活用することで、移動後の位置補正や再設定にかかる手間も軽減できます。


主要な協働ロボットメーカーに対応したロボット架台

ロボット架台は、メーカーや機種ごとに取付穴の位置やボルトピッチが異なるため、使用する協働ロボットに合わせて設計することが重要です。

ダイワアドテックでは、主要な協働ロボットに対応した移動式ロボット架台「うんぱんマン」をご用意しています。

うんぱんマン FANUC CRXシリーズ専用架台

FANUC CRXシリーズの取付仕様に対応した専用架台です。

うんぱんマン FANUC CRXシリーズ専用架台

>>うんぱんマン FANUC CRXシリーズ専用架台の詳細はこちら うんぱんマン UNIVERSAL ROBOTS専用架台

UNIVERSAL ROBOTSの各機種に対応した専用架台です。

うんぱんマン UNIVERSAL ROBOTS専用架台

>>うんぱんマン UNIVERSAL ROBOTS専用架台の詳細はこちら

うんぱんマン TECHMAN ROBOT専用架台

TECHMAN ROBOTの取付仕様に対応した専用架台です。

うんぱんマン TECHMAN ROBOT専用架台

>>うんぱんマン TECHMAN ROBOT専用架台の詳細はこちら

うんぱんマン YASKAWAロボット専用架台

YASKAWAの協働ロボットに対応した専用架台です。

うんぱんマン YASKAWAロボット専用架台

>>うんぱんマン YASKAWAロボット専用架台の詳細はこちら

うんぱんマン DOBOT CRシリーズ専用架台

DOBOT CRシリーズに対応した専用架台です。

うんぱんマン DOBOT CRシリーズ専用架台

>>うんぱんマン DOBOT CRシリーズ専用架台の詳細はこちら


うんぱんマン ASSISTA専用架台

三菱電機の協働ロボット「MELFA ASSISTA」に対応した専用架台です。

うんぱんマン ASSISTA専用架台

>>うんぱんマン ASSISTA専用架台の詳細はこちら


うんぱんマン 汎用架台

上記以外のメーカーや機種についても、取付仕様や使用環境に合わせて個別に対応しています。

ロボット架台の導入事例

ダイワアドテックでは、ロボットの機種や使用環境に合わせた、さまざまなロボット架台の製作実績があります。

小型協働ロボット用のスリムタイプ架台

狭い通路や限られた作業スペースにも設置しやすい、スリムタイプのロボット架台です。

小型協働ロボット用のスリムタイプ架台

>>小型協働ロボット用のスリムタイプ架台の詳細はこちら

ツールチェンジャーを設置できるロボット架台

架台上にツールチェンジャーを設置できるスペースを設け、ロボット周辺のスペースを有効活用した事例です。

ツールチェンジャーを設置できるロボット架台

>>ツールチェンジャーを設置できるロボット架台の詳細はこちら

FANUC CRX-30iA用ロボット架台

大型の協働ロボットに対応できるよう、耐荷重や安定性を考慮して設計したロボット架台です。


FANUC CRX-30iA用ロボット架台 (1)


>>FANUC CRX-30iA用ロボット架台の詳細はこちら

このほかにも、食品、化学、医療、大学・研究機関など、さまざまな分野で使用されるロボット架台の製作実績があります。

>>業種・機能別の改善事例はこちら


ロボット架台はダイワアドテックにご相談ください

ロボット架台は、協働ロボットを安定して設置するだけでなく、ロボットの移動やレイアウト変更を容易にする設備です。

「固定」と「移動」を両立することで、1台の協働ロボットを複数の工程で活用しやすくなり、限られた人員や工場スペースの有効活用につながります。

ダイワアドテック株式会社では、使用する協働ロボットの機種や重量、作業場所の広さ、工場内のレイアウトに合わせて、ロボット架台を設計・製作しています。

「既製品ではサイズが合わない」
「ツールや制御盤も一緒に搭載したい」
「狭い通路を通れるようにしたい」
「移動後の固定作業を簡単にしたい」

このようなご要望にも対応いたします。

ロボット架台の選定や特注製作をご検討の際は、ぜひダイワアドテックにご相談ください。

>>お問い合わせはこちら!
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