本日はキャスターユニットの開発秘話シリーズ5回目です。
前回「ペダルアジャスター」4機種目のお話しをさせていただきましたが、本体とベースのガタツキの問題と踏み力を重視したために、アジャスータボルトの昇降ストロークが12mmとなり、前機種の20mmより8mm小さくなりました。
そのことによって、アジャスト出来る範囲が少なくなり、凹凸の多い工場などでは使いづらいといった声を耳にするようになりました。
「ペダルアジャスター」の基本的な考え方はキャスターでの移動とアジャスターボルトでの調整が一体物で可能にしようということでした。
アジャスターボルトで上物のレベルを出そうとすると、キャスターを浮かせて調整することになりますので、踏み力が重要視されることになり、アジャスト範囲を重要視すると、踏み力が弱くなるという相対する問題がありました。
そこで、アジャスターボルトでキャスターを浮かせてジャッキアップさせることよりキャスターのストッパーとしての役割をする製品を開発しようと考えました。
これが今も販売させていただいいてる「ペダルストッパー」です。