日はキャスターユニットの開発秘話シリーズ7回目です。
前回「ペダルストッパー」のお話しをさせていただきましたが、その次はいよいよ「キャスターユニット」の開発となります。
日はキャスターユニットの開発秘話シリーズ7回目です。
前回「ペダルストッパー」のお話しをさせていただきましたが、その次はいよいよ「キャスターユニット」の開発となります。
今までは単体で、4箇所のペダル操作が必要となりましたが、この「キャスターユニット」は一箇所のペダル操作でレベルアジャスターとキャスターの切り替えを可能にした商品です。
以前より、生産性の向上と狭いスペースでも使い勝手の良い一箇所のペダル操作が可能な製品を開発したかったのですが、中々実現が難しいと思っていました。
一箇所では難しいので、せめて二箇所でのペダル操作であれば、単体の製品を繋げれば可能ではないかと検討したこともありました。
そう思っていたところに、作業台で一箇所のペダル操作でキャスターが4個付いてあるペースが昇降する機構のものを見ました。
それを見て、思わずこの方式であれば一箇所のペダル操作でも可能かと思いました。
通常真っ直ぐ下降させてようとすると、ペダルの手前の二箇所のみが降りて、向こう側二箇所は降りないということになりますが、円弧運動であれば4つのキャスターが同時の下降することが可能となります。
又レベルアジャスターが上下するのではなく、キャスターが上下する機構は、レベルアジャスターでの固定時の不安定さの問題点が解決されることになり、正に一石二鳥の製品でした。
この続きは次回以降でお話しをさせていただきたいと思います。
(有)日本DSP 熊代